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GrouchoSpeaksのマジカル・ミステリー・レビュー!

ホール&オーツ『プライベート・アイズ』そうさ、ずっとぼくは君を見ていたのさ。

Daryl Hall & John Oates - Private Eyes

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高校に入学するとすぐにアルコールを飲むようになった。
同じクラスに自宅と別宅を持っている友人がいた。
土曜の夕方には友人の別宅に6人ぐらいがアルコールを持って集まり、
徹夜でアルコールを飲んでいた。

まだ麻雀やトランプなどの博打もせず、
クラスの女子のうち誰が好きかというウブなネタで盛り上がっていた。
そんな話をしている間にテレビで流れるMTV番組に
ホール&オーツの「Private Eyes」がよく流れていた。


仲の良い6人が集まり、各々のクラスで上位5番までの女子をあげて、
その娘のどこがいいとかをアピールしていた。
ぼくのイチオシはMさんだった。

色白でとても瞳の大きな子だった。
高校に入学してからクラスが決まった瞬間から恋に落ちていた。

班を決める時、無神論者に近いぼくが何に祈ったのかわからないが、
「同じ班になれますように!」と念じていると、
同じ班になり、おまけに席が隣になった。

それだけで天にも昇るような気分だった。
ただ好きだと思っていただけで
告白はしてなかった。
席が隣で告白が失敗に終わったら、
学校へ行くのがツライとビビっていたのだ。


ある日、ぼくは理系の科目を選択していて、
違う教室で数学の授業を受けて帰ってくると、
なぜかクラスが騒然としていた。
しかもぼくの机の周りに人が集まっている。

ふと隣の机のMさんを見ると真っ赤になっている。
何があったのだと自分の机にたどり着くと
ぼくも顔が真っ赤になった。

耳なし芳一の耳以外に書かれた般若心経のように
びっしりと机にMさんのフルネームが書かれていた。
怒り心頭である。


誰や、こんなことをしたのは!しばくぞ!


急いで消しゴムで必死に消しているときに
Mさんの机の上をふと見るとぼくの名前がフルネームで
びっしり耳なし芳一以上に書かれていた。
ぼくの机を消す前にMさんの机の上に書かれているぼくの名前を消しはじめた。


誰じゃ!マジで殺すぞ!


すると男子の大半が笑いながら手をあげた。

ぼくがMさんを好きなのは6人だけだと思っていたのに、
もうクラス全員が知っている状態に逃げ出したくなった。


「オレの知ってる誰かが誰かを好きなん全部言うたろか!」


と吠えたところで、休憩時間は終わり先生がやってきた。
授業中だがぼくは彼女の机と自分の机の耳なし芳一状態を消し続けた。
先生に注意されたが無視して消し続けた。

それ以来、Mさんはぼくを見ると赤くなる。
たまたまふたりでいるところを見られただけで冷やかされる。

結局、Mさんに告白することもなく高校を卒業してしまった。
いまでも悔やまれる。
玉砕してでも告白すべきだったと。


「プライベート・アイズ」の歌詞のように
ぼくの目は探偵のように、ずっとMさんを見ていたのだから。



このアルバムからはタイトルソングでもある
「Private Eyes」が大ヒットした。
ぼくもMTVで観聴きしてレンタルレコード屋で
このアルバムを借りてカセットテープに録音した。

「Private Eyes」のダリル・ホールのボーカルが魅力的なのは言うまでもない。
ぼくはポップな歌にかっこいいギター・ソロを奏でるG.E.スミスが気に入った。

当時同級生のギター小僧たちは
マイケル・シェンカーやイングヴェイ・マルムスティーンの速弾きギターをコピーしていた。
ぼくは「Private Eyes」のギター・ソロを弾きたかった。
ギター初心者が耳コピーできるわけがなく
楽譜も売っていたのかわからないし、
それよりもダリル・ホールのようにソウルフルに歌い上げる同期生もおらず、
ぼくはバンド結成をあきらめた。
(後に楽器ができない者ばかりが集結し、バッド・チューニングというバンドを組んだが、その話は機会があれば書きます)


このアルバムのソウルフルな「Looking For A Good Sign」、
名曲の「I Can't Go For That(No Can Do)」も素晴らしい。


ジョン・オーツの歌う「Mano A Mano」も良い。


陽気で爽快な「Did It In A Minute」
「Head Above Water」「Friday Let Me Down」の3曲も佳曲。


80'sでも抜きん出た名盤だと思う。


そしていまでも「Private Eyes」を聴くと
Mさんの面影と高校時代の思い出が頭に浮かぶ。


いま思うと、ぼくだけが好きな娘に容易く近づくチャンスが現れ、
クラスメートの男子が妬んであんなことをしたんじゃないかと思う。


Mさん以降は好きになったら他人には言わず告白している。
撃沈し、ひとりでやけ酒を飲んだこともあったけれど。


Daryl Hall & John Oates - Private Eyes
Tracklist
1. Private Eyes
2. Looking For A Good Sign
3. I Can't Go For That (No Can Do)
4. Mano A Mano
5. Did It In A Minute
6. Head Above Water
7. Tell Me What You Want
8. Friday Let Me Down
9. Unguarded Minute
10. Your Imagination
11. Some Men

Daryl Hall & John Oates - Private Eyes
イントロとギター・ソロを聴いて欲しい。無駄がなく素晴らしい!



Daryl Hall & John Oates - Looking For A Good Sign



Daryl Hall & John Oates - I Can't Go For That (No Can Do)



Daryl Hall & John Oates - Mano A Mano







2012年5月10日初投稿。
2020年6月21日リライト&動画貼り替え。




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GrouchoSpeaks

筆者:GrouchoSpeaks
(グラウチョ・スピークス)
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偏愛する音楽、映画、書籍、
上方落語を紹介します。
溺愛した愛犬のことも。

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